●機能から明日へ〜「き
機能から明日へ〜「きょうの晩ごはん」
エビグラタン、大学いも、たこやき、
バニラ・チョコ・ストロベリー各種アイスクリーム。
ただし、宇宙食。
今日はお台場そばの日本未来科学館に遊びに行って、
宇宙食を買って帰って食べました。
ぜんぶフリーズ・ドライなんですね。無知でした。
おいしくいただくコツは、口で遊ばせること。
噛むと、落雁のようにぼろぼろ口の端からこぼれて、
どこがクリームじゃいワレ。という事態に甘んじなければなりません。
かなり大雑把な想像ですが、いずれ
「宇宙に住む組」と「地球に残る組」に分かれるとしたら
後者の共通項は意外と「グルメ」かもしれませんね。
たとえば、
京都東山にあるちいさな洋食屋「こりす」のメンチカツが食べられないなら
宇宙になんて行かなくていい。
そんな欲求があると思うんです。
こりすと宇宙。
この一見無謀な天秤をあっさり「こりす」側に傾ける力は
宇宙食の味の未発達さに起因しています。
厳密には、味覚というより、触覚ですね。
どんな味でも等しくフリーズ・ドライ食感なのは萎えます。
僕はむかし「ドラえもん」で唯一、未来に絶望したのは
「ステーキ味のビスケット」
「ラーメン味のビスケット」
「カレーライス味のビスケット」
とかが出てきた時です。
幼いながらに未来の食事情を本気で憂いた覚えがあります。
今読んでる本に『デジタルのおもちゃ箱—MITメディアラボから見た日本』
(中村伊知哉著/NTT出版)というのがあるのですが、
味や匂いを転送する技術なんかも開発されつつあるそうなんですよ。
もし味覚、嗅覚、聴覚、視覚の共有がデジタル技術でクリアできても、
口の中で展開される触覚の壁が一番困難なんだろうなと想像します。
ともあれデジタルなんだから、i-podで持ち歩けるといいよね。食も。
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